11月30日、国会正門前で、『沖縄の闘いに呼応して「本土」でも声を上げよう!11.30国会前アクション~辺野古新基地断念を!米兵の性暴力を許さない!日米地位協定の改定を!~』が開催される

 集会冒頭、国会包囲実行委員会の日向よう子さんのリードにより参加者全員で国会議事堂に向かって「沖縄の闘いに呼応して声を上げよう!」「辺野古新基地建設恐慌を許さない!」「日米地位協定を抜本改定しろ!」などとシュプレヒコールを行いました。

 続いて国会包囲実行委員会の中村利也さんが主催者挨拶を行い「昨年12月に国による『代執行』が行われてから約1年。防衛局は大浦湾の埋め立て工事を強行している。米兵を守っている『日米地位協定』を改訂しようとしない日本政府は国民の生命・安全を無視している。沖縄では12月22日に女性団体を中心に性暴力を許さない県民大会が開かれることが決定した。これに連帯して闘っていこう」と述べました。

 続いて、賛同団体の総がかり行動実行委員会の山口菊子さんが挨拶し「1975年の本土復帰以来、沖縄はずっと負担を強いられてきた。まさに『憲法番外地』と呼ばれる現状だ。沖縄の問題は全国共通の問題であり、私たちも声を上げていかなくてはいけない」と、沖縄と連帯する決意を述べました。

 さらに、先日の総選挙で嘉手納・普天間の基地を抱える沖縄県2区選出の荒垣邦男衆議院議員の挨拶、山城博治さんからの電話メッセージの後、基地・軍隊はいらない4.29実行委員会の與儀睦美さんから「軍事性暴力問題」について、安保破棄中央実行委員会の東森英雄さんから「日米地位協定」について、参議院議員伊波洋一さんから「先制攻撃を前提とした日本の軍拡」についての発言がありました。

 三線ライブをはさんで、集会後半では、平和フォーラムの染裕之さん、カヌーチーム辺野古ブルーの中島和也さん、土砂全協首都圏グループの毛利孝雄さんが報告を行い、最後に再び参加者でシュプレヒコールを行って、11.30国会前アクションを終了しました。