3月30日「パレスチナ土地の日」渋谷ハチ公前広場国際連帯アクション
3月30日日曜日午後4時から、渋谷駅ハチ公前広場で「パレスチナ土地の日国際連帯アクション」が行われ、約600人の市民が集まりパレスチナへの連帯メッセージと、ガザ地区での虐殺を再開したイスラエルへの抗議の声を上げました。
「パレスチナ土地の日」は、1976年3月30日にイスラエルが何百万平方メートルものパレスチナ人の土地を奪ったことにより発生した事件が発端となっています。毎年3月30日が「土地の日」とされ、イスラエルによって住み慣れた土地から追放されたパレスチナの人々が故郷へ戻る権利である「帰還権」を持っていることを訴え、帰還権を訴えて闘いイスラエルによって虐殺された人々の死を悼む日とされてきました。
イスラエルは、6週間の停戦期間が終わったとたん、イスラエル軍のガザ地区からの撤退を含む「第二段階」への移行を拒否し、軍事行動を再開させてしまいました。ユニセフの発表によれば、3月18日からのガザ地区の犠牲者は1000人を超えたと伝えられています。さらにユニセフは、攻撃再開後に少なくとも322人の子どもが死亡し、609人が負傷した。「過去10日間で1日平均約100人の子どもが死亡、または負傷したことになる」と指摘しています。またイスラエルは、虐殺行為だけではなくガザ地区への電力供給を停止したり、食料などの支援物資の搬入を阻んだりしたりして、パレスチナの人々の生存を脅かす行動を続けています。
まさに今、ガザとヨルダン川西岸地域における危機的状況を止めるための行動が求められています。