5月24日「狭山裁判の再審を求める市民集会」開催

 5月24日火曜日五月晴れの青空の下、日比谷野外音楽堂で「狭山裁判の再審を求める市民集会」が開催されました。

 集会では、石川一雄さん早智子さんが登壇しアピールを行いました。石川さんは「陥穽で戦う吾は59年 牽強司法に真相求む」と決意を込めた和歌を披露しました。

 弁護団からは「下山鑑定は有罪を覆す科学的な新証拠であり、鑑定人尋問を必ず勝ち取らねばならない」「下山第二鑑定により公判での警察官の証言が虚偽であることは明らか。刑事訴訟法435条2項の証言が虚偽であったことが明らかになったときは再審事由になりうるという規定に該当する」との報告がありました。

 集会アピールを採択したのち、参加者は霞が関周辺をデモ行進し、狭山事件の不当性と一日も早い事実調べの実施・再審開始決定を求めました。