総がかり行動人口委員会と改憲問題対策法律家6団体が「自民党と統一協会の改憲論」をテーマに院内集会を開催
10月7日午後6時から、参議院議員会館講堂で「自民党と統一教会の改憲論について」の院内集会が開催されました。主催は、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会と改憲問題対策法律家6団体連絡会。講師は、日本体育大学の清水雅彦さんと、名古屋学院大学の飯島慈明さんのお二人が務めました。
清水さんは、結論として「自民党改憲案に対する統一協会の影響は、①自民党と統一協会の目指す方向性が全く同じではないが、一致点でお互い利用価値がある②「統一協会に指示されて改憲案を出した」わけではないが、一定の影響はある」などとまとめられました。
続いて飯島さんが「いま、憲法審査会は何を議論すべきか」をテーマにお話しされました。まず初めに飯島さんは「いま、国政が全力を尽くすべきことは他にある、したがって、審査会そのものを開く必要がそもそもない」としたうえで「①自民党の改憲案は統一教会の影響を受けている②自民党は選挙で統一教会の支援を受けている―という2点でその実態があるようなら、そもそも自民党改憲草案の憲法改正は論外だ」と厳しく批判しました。