危険なオスプレイの配備撤回を!「オスプレイの横田基地配備撤回を求める三多摩集会」が開催される
10月22日午後6時20分から、昭島市の市民会館大ホールで「V-22オスプレイの横田基地配備撤回を求める三多摩集会」が開催され150名が参加しました。
オスプレイは、開発段階から事故を繰り返し「ウイドーメーカー」のあだ名が付くほど、多くの犠牲者を出してきました。昨年2023年11月には、横田基地所属のオスプレイが岩国基地を経由して沖縄の嘉手納基地に向かう途中、屋久島沖で墜落しました。事故後、一時は飛行停止となりましたが、地元自治体に納得のいく説明もないまま今年3月に解除されたばかりです。
集会では、三多摩平和運動センターの土岐議長による主催者挨拶に続き、東京平和運動センター桐田事務局長が連帯のあいさつを述べました。桐田事務局長は投票日が間近となった総選挙に関連し、岸田首相の後を受けて自民党総裁、首相となった石破茂氏の危険性を指摘するとともに「ウクライナやガザの状況を見れば一度始めた戦争は簡単に止まらない。武力で平和はつくれないことは明らか。市民レベルで声を上げ続けることをあきらめず頑張ろう」と訴えました。
次に、平和運動センター関東ブロックを代表して参加された金子事務局長が連帯のあいさつを述べ、続いて横田基地公害訴訟原告団の福本道夫さんから、「横田基地の現状」と題して映像を交えながらの報告、八王子市職員組合から「2024沖縄平和行進の参加報告」、小田急バス労組から「2024原水禁世界大会の参加報告」がありました。ここでは、以前「広島子ども派遣団」に参加した高校生から、今年の「長崎大会」に参加したことが合わせて報告されました。
集会アピールを採択と団結頑張ろうで集会を終えた後、参加者は会場から横田基地ゲート前を通り福生駅までデモ行進し、オスプレイの配備撤回と横田基地の整理縮小を訴えました