「憲法改悪を絶対に許さない!」決意新たに 11.3国会大行動(憲法集会)が開催される
秋晴れの11月3日日曜日、午後2時から国会正門前で「憲法変えさせない!戦争反対!今こそ平和と人権 11.3国会大行動(秋の憲法集会)」が開催されました。国会前には労働者・市民2300人が結集しました。
コーラスグループ「公園でCHILL」の軽快な歌のオープニングに続き、菱山奈帆子さんのリードでコールを行った後、総がかり行動実行委員会の染裕之さんが主催者挨拶を行いました。染さんは「先の総選挙で、自公が過半数割れとなったが、これは『敵失』であって野党が躍進したとはいいがたい。国民の参政権を奪う『緊急事態条項・国会議員の任期延長』は絶対許されない」と述べ、今後の憲法改正の動きについて十分な警戒を求めました。
韓国の「韓日平和と和解のプラットフォーム」と、ミャンマー市民への支援を求めるメッセージが紹介され司会者によって読み上げられました。
続いて京都大学教授の高山佳奈子さんが登壇し、日本で深刻化している妊娠中絶や自殺率の問題を通して、憲法の規定する人権が尊重される社会を求めていこうと訴えました。
続いて千葉からは、米軍と陸上自衛隊のオスプレイの問題について、首都圏で最大の軍港となっている横須賀からは、巡航ミサイルトマホークが、すべてのイージス艦に配備されることで横須賀が「出撃基地化」され「攻撃目標になってしまう」ことについて報告がありました。
秋の憲法集会は、2019年は1万人の参加者で開催されましたが、その後2020年はコロナウイルスの感染拡大で中止となり、再開された21年は1200人+WEB参加200人、昨年23年は4000人でした。来年5月の憲法集会には、より多くの皆さんの参加を求めます。