沖縄も本土も戦場にさせてはならない!2023沖縄平和行進に東京平和運動センターから30名が参加

 東京平和運動センターは、5月13日土曜日に実施される「平和行進」と14日日曜日開催の「県民大会」に参加するため、5月12日から沖縄に向かいました。今回は、5つの構成組織と個人会員・事務局を含み30名の参加がありました。12日昼過ぎ那覇空港に到着後、海軍壕跡・ひめゆりの塔と資料館、平和祈念公園平和の礎と資料館をめぐり、激戦の地となり多くの民間人が犠牲となった南部の地で、犠牲者の冥福を祈りました。
 翌13日は、早朝からバスで中部コースの出発地点である読谷村に向かい、8時からの出発式に参加しました。中部コースは、アメリカ軍の上陸地点である読谷村から、嘉手納町を通り北谷町役場までの約12㎞のコースです。参加者は、次々とやってきて大音量の暴言で行進を妨害する右翼の宣伝カーを横目にしながら整然と行進し、嘉手納基地のゲート前では「基地のない平和な島を返せ!」とシュプレヒコールを上げました。
 14日の日曜日には、那覇文化劇場なはーと大ホールで1400人が参加し「県民大会」が開催されました。主催者挨拶で実行委員会の比嘉京子共同代表は「ウクライナの惨状をテレビで見るとき、われわれは映像に映らないその先を想像しなければならない。戦争ほど愚かなものはないという教訓と平和ほど尊いものはないという信念は、沖縄の平和の種だ。これを持ち帰って全国に広めてほしい」と述べました。
 15日月曜日、平和運動センター役員と有志のメンバー14名は、チャーターバスで辺野古に向かいキャンプシュワブゲート前で新基地建設反対行動に参加しました。10時から30分ほど搬入トラックの車列を止めましたが、飛行機の出発が迫り後ろ髪を引かれる思いで現地を後にし、帰路につきました。