今年の沖縄平和行進に東京から総計52名が参加

 5月18日、「本土復帰52年5.15沖縄平和行進」が、宜野湾市の普天間飛行場を北と南から囲む2コースに分かれて実施されました。

 東京平和運動センターからは、現地での合流組を合わせて52名が行進に参加をしました。

 前日17日に空路那覇入りした東京派遣団は、観光バスで南部戦跡をめぐり、沖縄戦についての学習を深めました。訪れたのは、魂魄の塔~ひめゆりの塔・同資料館~韓国人慰霊塔~平和の礎です。案内をしていただいたのは、恩納村博物館に勤務し恩納村史の戦争編編纂を担当した瀬戸隆博さんです。瀬戸さんにはそれぞれの場所で詳しく解説をしていただき、参加者から「とてもためになった」との声が多く寄せられています。

 18日は、更新スタートとなる宜野湾市役所に結集し出発集会を行った後、午前9時過ぎから、北ウイングコース7.2㎞を行進しました。途中幾度となく右翼団体の街宣車から大音量の罵声を浴びせられながらも、整然と更新を続け、12時過ぎ宜野湾市立グラウンドにゴールしました。引き続いて行われた県民大会では「本土代表」として東京平和運動センター中條貴仁議長が挨拶を述べました。

 沖縄に残った有志メンバー18名が、20日の「辺野古新基地建設反対座り込み行動」に参加しました。