狭山東京実行委員会第27回定期総会が開催される

~石川さんの「見えない手錠」を外すため、2022年には必ず「鑑定人尋問」をはじめとする「事実調べ」を実施させよう!~

 12月20日、午後5時から東交会議室において、狭山東京実行委員会の第27回定期総会が開催されました。昨年度はコロナウイルスの感染拡大により、参加者を絞っての開催でしたが、今回は各構成団体に通常の参加要請を行い、56名が参加しました。

 総会は中條議長による主催者挨拶の後、桐田事務局長から、①第三次再審請求審の現状、②2021年度の取り組みの経過報告、③2022年度の活動方針(案)が提案されました。活動方針では特に、弁護団が2022年中にも鑑定人尋問を裁判長に請求するという再審開始に向けた重大局面において、裁判所のある東京の地で様々な媒体を活用し、創意工夫をしながら事実調べ~鑑定人尋問実現に向けた世論を拡大していくことを確認し、総会決議を採択しました。 

 また、第二部として、狭山弁護団の河村健夫弁護士より「狭山第3次再審・『復刻版』裁判闘争の現状と課題」をテーマに学習講演会が行われました。