原水禁「第五福竜丸展示館フィールドワーク」が行われました

 「被爆80年を考える集い」の翌日、5月29日の午前中に、原水禁は「第五福竜丸展示館のフィールドワーク」を実施しました。

 参加者は集合した後、展示館を運営する第五福竜丸平和協会事務局長で学芸員の市田真理さんから、第五福竜丸と、ビキニ事件についてお話を伺いました。事件の経過や乗組員の証言などの資料が張られたパネルを前に市田さんは、第五福竜丸がどのように被爆したか、当時の日本社会の受け止めや政府の対応などについて解説しました。

 このほか展示館には、全国から寄せられた「原水爆反対」の署名や、半年後に亡くなってしまう久保山愛吉さんへの手紙や寄せ書きなども展示されています。こうしたビキニ事件関係の資料だけではなく、南太平洋をはじめとした、世界各地での核実験とそれに伴って被爆を強いられた各被害者の証言や資料も展示されています。また、9月23日までは、企画展2025として「核の時代とヒバクシャの歩み」が開かれ、放射線の発見から始まる核開発の歴史と被害の歴史に焦点を当て、被害の実相のみならず被爆者/ヒバクシャたちが立ち上がり、救済と核兵器廃絶を求めてきた歩みが開設されています。

 また展示館の外には、大石又七さんが揮毫した「マグロ塚」や海底から引き揚げられた「第五福竜丸のエンジン」、久保山愛吉さんが自宅で育てた株から株分けされたバラなどもあります。