東京平和運動センターは、日本国憲法を守り、世界の平和と人類の幸福を築くために核戦争に反対し、人権擁護、地球環境保持、アジア諸国との連帯などを目的に、護憲、反安保、反基地、原水爆禁止、人権、環境の課題に取り組む労組、市民団体など35の団体が加盟し1990年5月に結成されました。
 現在は、団体会員、個人会員をもって構成し、年に一度総会を開催し、反戦、平和・人権・環境の課題の取り組みを確認し、運動を進めています。

総   会 : 年1回 5月開催
常任幹事会 : 随時 2月に1回程度
機 関 紙 : 月1回発行
会   員 : 団体24、個人57 (2020年6月現在)

 

東京平和運動センター第2回総会 1991年6月26日から抜粋

 米ソ首脳会談によって、ヨーロッパは「冷戦」に別れを告げ、東欧では大変動が起きました。この流れは緩やかであるが、アジアにも影響を与えています。国内では東京都議会選挙をはじめ、参院選、衆院選での社会党の躍進、自民党の退潮と国民の政治意識の高まりは一時的なものではなく、長期にわたって続くものと言われました。また800万人にのぼる労働者を結集する「連合」と70万人の「連合東京」という名実ともに新ナショナルセンターの誕生は、まさに新しい時代のはじまりと大きな期待がよせられました。

 加えて、東京における労線統一をうけて東京地方労働組合が89年12月に解散し、同日総評、東京地評センターが発足しました。このような新しい状況を迎え、私たちが今日まで取り組んできた護憲、反安保、反基地、原水禁など国民運動に、環境、人権、国際連帯などを効率的に取り組める恒常的なカンパニア組織として、東京地評センター、その参加単産、東京中連、社会党都本部、婦人団体、青年団体、解放同盟など35団体によって1990年5月24日総評会館に於いて「東京平和運動センター」を結成しました。