原水禁が「吉見百穴・丸木美術館を訪ねるフィールドワーク」を行う~高校生平和大使ら若者も参加~
4月12日日曜日、原水禁主催で埼玉県の吉見百穴と丸木美術館を訪ねるフィールドワークが開催されました。あいにくの雨でしたが、高校生平和大使・高校生1万人署名活動実行委員会に参加している高校生5名を含む20名が参加しました。
吉見百穴」自体は、古墳時代末期に吉見丘陵に造られた「横穴墓群」ですが、太平洋戦争末期に大宮にあった旧中島飛行機の戦闘機のエンジンを製造する軍需工場を移転させるためのトンネルが掘られて「地下軍需工場跡」として残っています。
百穴の駐車場で地元埼玉の参加者とも合流し、軍需工場跡の調査と関係者への取材を行ってきたもと高校教師の江藤善章さんから、軍需工場跡の構造や建設の経過などについてくわしく解説をしていただきました。
昼食をはさんで丸木美術館に向かい、学芸員の方に解説していただきながら、丸木依里・俊さん夫妻が制作した「原爆の図」を鑑賞しました。
学芸員さんは、第1部の「幽霊」の前で「この情景を丸木さんたちは直接見たわけではないが、これだけの描写になったことが、夫妻の受けた衝撃の大きさを物語っている」と解説しました。
丸木美術館は、施設の老朽化により今年の秋から大規模改修を行うことになり、再オープンは美術館開館60周年に当たる2027年の春になるとのことです。改修工事に入る前のタイミングで、原爆投下80年目の年に丸木夫妻の「原爆の図」を鑑賞できたことは、とても有意義だったと思います。この秋の工事開始前に、多くの方々にも「原爆の図」を見ていただきたいと感じました。




