JCO事故を忘れない!原発事故は必ず起きる!「JCO事故26周年集会」が開催される
JOC臨界事故から26年目の9月30日を前にした28日午後1時から、東海村の石神コミュニティセンターで「JCO事故26周年集会」が開かれました。JCO事故は、住友金属の子会社JCO東海事業所で、核燃となるウラニウム溶液を加工中に「臨界」に達し、中性子線を大量に浴びた作業員2名が亡くなり、周辺住民も被ばくするという日本で初めての臨界事故です。
集会は、臨界事故で犠牲となった2名の作業員に黙とうをささげて始まりました。地元挨拶、主催者挨拶、メッセージ紹介の後、臨界事故を語り継ぐ会/ノンフィクションライターの大泉実成さんが「JCO臨界事故を忘れてはならない」と題して講演を行いました。大泉さんは「原子力損害賠償法のように、加害者でありながら法律に守られる企業や責任を取らない国の姿勢が、東日本大震災時の東京電力福島第一原発の事故につながっていった。私は何度も福島を訪れ、原子力損害賠償法ではなく、民法などのほかの法律にのっとって裁判を起こすように伝えた。国の公式見解では、被害者は3人だけだが、他にもたくさんいたことを覚えておいていただきたい」と、胸の内を語りました。
特別報告として「東京高裁のたたかい」について大石光伸さん(東海第2原発差止訴訟団共同代表)から、東京高裁での裁判の経過が報告され、裁判長が、定年退官前に判決を下す見通しとのことでした。
集会アピールを採択して集会を終えた後、参加者は東海駅まで市内をデモ行進し「JCO事故を忘れるな」「東海第二原発を廃炉に」「原発回帰の政策反対」とシュプレヒコールを行い、「原発反対」を村民に訴えました。


