さようなら原発首都圏集会

3月27日、さようなら原発首都圏集会が、労働者・市民1300人が参加して日比谷野外音楽堂で開催される。

 早々と咲いた桜が満開となった3月27日土曜日、日比谷野外音楽堂で「さようなら原発首都圏集会」が開催されました。週明けの22日から「緊急事態宣言」は解除されたものの、東京や大阪をはじめとした大都市や、一部地方都市での感染が拡大しつつある中での開催となり、会場収容人数の約三分の一に当たる1300人という入場制限がかけられていましたが、制限いっぱいの1300人が結集しました。

 主催者挨拶では、鎌田慧さんに続いて呼びかけ人の一人澤地久枝さんが、つえをついて登壇し「聖火リレーが昨日から始まったが、原発事故は終わっていない。福島は、五輪どごでねぇ!」と訴えかけ必死の思いが伝わりました。

福島からの報告、各団体からのアピールの後、集会の最後には、参加者全員で「老朽原発廃炉」「終わってない!福島第一原発事故」などのプラカードを掲げたアピールを行いました。そして場内の参加者1300人と会場に入れなかった約200人の合わせて1500人が、東電本社前から数寄屋橋交差点を通り鍛冶橋交差点までデモ行進を行い、道行く人々に「原発反対」を訴えました。

メッセージを掲げてアピールする参加者