12月19日行動

12月19日 61回目の「19日行動」が行われる 
国会議員会館前に市民・労働者約800名が結集

 コロナウイルス感染拡大が進むとともに菅政権の無能さと国民生活を顧みない非情さが浮き彫りになる中、12月19日土曜日午後2時から衆議院第二議員会館前で、通算61回目の19日行動が行われ市民・労働者約800人が結集し「いのちを守れ!」「学術会議の任命拒否撤回!」「安倍前首相の国会喚問を!」と声を上げました。

 国会議員の連帯のあいさつの後、医療に携わる立場から発言した宮古あずささんは、「政府から医療崩壊するかしないかは、一人一人の行動にかかっているかのようなメッセージが発せられているが、コロナ以前に医療崩壊寸前だった。東京でも、訪問看護を受けている高齢者の具合が悪くなった時、その人の入院を受け入れる病院がほとんどない。一人一人の責任よりも国の責任の方がはるかに大きい。私たちは分断を乗り越え政府に対して怒り続けなければいけない」と述べ、政府の姿勢を痛烈に批判しました。続いて「桜を見る会を追及する法律家の会」の今泉弁護士は桜を見る会の問題について「我々は、法の支配が崩れることを危惧して安倍前首相の告発状を集めて提出した。やっと動き出したが、さらに悪質だということも分かってきた。2013年の第1回の時に総務省に問い合わせをしている。つまりいけないことだとわかっていてその後ずっとやってきたことになる。しっかり裁判をやり、彼を二度と政治家にしてはならない」と述べました。また横須賀の市民運動から「自衛隊の中東派遣延長の問題」、平和を作り出す宗教者ネットから辺野古新基地建設に関連して「防衛省は、辺野古の埋め立てに戦没者の遺骨が混じった土砂を使おうとしている。これは死者への冒涜であり断じて許されない」との訴えがありました。

 次回の19日行動は来年1月19日(火)午後6時半からです。前日の18日(月)には、国会開会日行動も予定されています。