JCO臨界事故23周年集会が開催される~JCO臨界事故を忘れない!とめよう、東海第二原発の再稼働!~
10月1日(土)水戸市「みと文化交流プラザ」においてJCO臨界事故23周年集会が開催されました。
冒頭、臨界事故で亡くなられた方々に黙とうを捧げ集会が始まりました。原水爆禁止日本会議事務局長の谷雅志さん、原子力資料情報室共同代表の西尾漠さんは、JCO事故の教訓を生かせず、福島の事故を招いた。原子力の安全神話は崩れたのに、岸田政権は原発の新増設を進めようとしている。老朽化した東海第二原発を再稼働させてはいけない。福島を忘れさせてはならない、初の住民被害を出したJCO事故を忘れさせてはならないと挨拶されました。
特別報告では、大石光信さん(東海第二原発差止訴訟団共同代表)が「裁判は高裁に移った。地裁で勝ち取ったものを認めさせる闘いをじっくり進める。再稼働に向けて地元合意に向けて日本原電の地ならしが始まるだろうし国も前面に立って圧力、政治工作を進めるだろう。住民自治の闘いになる。市町村を住民が支える。避難するのは住民自身だ、住民がしっかりと訴えていく。福島を軍事拠点、戦争の技術拠点にする動きがある。東海もそうさせてはならない。声を上げることが重要だ」と訴えられました。