「建国記念の日を考える集会 ~差別を許さない!植民地主義とアイヌ民族」が開催される ~植民地主義の脱却こそが未来を創る~

 2月12日「建国記念の日」午後1時半から連合会館で「アイヌ民族に対する差別」をテーマに、平和フォーラム主催の集会が開かれました。

 2月11日は戦前の神話に基づく「紀元節」に当たり、1967年から実施されたこの日の祝日化は戦後日本における「国家主義復活」の動きのひとつでした。集会には約150名が参加し、「先住民族アイヌの声実現!実行委員会」代表の多原良子さんと事務局長の出原昌志さんの講演を受けました。

 多原良子さんは、自らがアイヌ民族として、そして女性として、マイノリティ女性をとりまく「複合差別」とたたかってきた経緯を語りました。出原昌志さんは、アイヌ民族とアイヌモシリ(北海道)と日本国家をめぐる歴史経過を解説されました。

 今年2024年は「アイヌ新法」見直しが行われるため、アイヌ民族と連帯するとりくみへの協力が呼びかけられました。