「福島を風化させるな!」原発のない福島を!県民大集会が開催される

3月16日土曜日午後1時から福島市のパルセいいざか大ホールにおいて「原発のない福島を!県民大集会」が開催され、県内外から1100人が参加しました。
実行委員長の角田政志さんは「元日に起きた能登半島地震で、地震に続いて原発の過酷事故が起きれば、避難も屋内退避もできないことがあらためて示された。政府は、汚染水の放出をやめてほしいという漁業関係者をはじめとした県民の願いを無視して、海洋放出を続けているだけでなく、教育に介入し子どもたちに『処理水は安全だ』と教えようとしている。こんなことは許せない」と述べました。
「福島からの発信」として、「生産者の思い」を磐城森林管理署職員の佐藤晴夫さん、「生活再建の状況」を福島原発事故津島被害者原告団団長の今野秀則さん、「健康被害の課題」を南相馬市の絆診療所管理栄養士の鶴島綾子さん、「再生可能エネルギーの課題」を会津電力特別顧問の佐藤彌右衛門さんが、それぞれ訴えました。また、高校生平和大使から活動報告と訴えがありました。