3月29日 袴田事件に続け!再審開始のため「事実取り調べ」の実施を東京高裁に迫っていこう! ~3月29日、狭山東京実行委員会第28回総会が開催される~

 3月29日午後5時から田町交通ビル5階大会議室にて、狭山東京実行委員会の第28回総会が開催されました。東京同宗連の真鍋孝幸さんの司会で始まった総会は、ここ何年も「再審開始の山場」とされてきた中で、「袴田事件再審開始決定」が確定したことを受け、狭山事件でも絶対に再審開始を勝ち取ろうという参加者の決意にあふれた会になりました。総会では、27回総会以降の経過報告と23年度の活動方針が提起され、決議案とともに採択されました。
 休憩をはさんで第二部として、弁護団の川村健夫弁護士による「狭山事件 事実取り調べを実現するために~私たちができることは何?~」と題した講演が行われました。川村弁護士は、狭山事件の発生から当時の社会状況、追い込まれた警察による違法捜査の数々を丁寧に解説した後、今後の再審開始を勝ち取るために必要な「事実取り調べ」の内容と、なぜ「事実取り調べ」が必要か、裁判所と大衆行動の関係についても分かりやすく解説されました。
総会には約70名が結集し、事実取り調べ実施に向けて粘り強く行動することを確認しました。

 東京高裁第4刑事部大野裁判長に対して、万年筆の鑑定と11人の鑑定人尋問の実施を求める緊急ネット署名は、署名用紙にすでに署名した方でも参加できます。
 署名サイト(change.org)は、「狭山事件ネット署名」で検索するとヒットします。

☆活用しよう!「アサココ」総会で報告されたように、アサココ編集部のご好意により無料で多摩エリアに配布された「石川さんは無実だ」をアピールする「意見広告」です。