3月22日、壊憲NO!96条改憲反対連絡会議と共催で「日本政府の改憲・軍拡を許さない東京集会」を開催しました

 3月22日午後6時半から四谷区民センターホールで「日本政府の改憲・軍拡を許さない東京集会」を開催しました。

 この集会は、防衛3文書の改定や「大軍拡」ありきの予算編成など、岸田政権が軍事大国化・戦争する国へと暴走する状況を何とかしようと、2014年10月に戦争をさせない東京 1000人委員会が開催した「戦争への道を許さない東京集会」で、協力をいただいた「壊憲NO!96条改憲反対ネットワーク」との共催で実現したものです。会場となった四谷区民ホールには労働者・市民約150名が結集しました。

 集会のメイン企画は、武蔵野美術大学教授の志田陽子さんによる「主権者スルー改憲が壊しつつあるもの」です。

 志田さんは、安倍・菅・岸田政権の下で進められてきた「改憲」の問題点を、とても分かりやすくお話ししてくださいました。そして「国家権力と憲法の関係」を、「川と堤防」や「ボーリングのレーンとガター」と考えるとわかりやすいとしたうえで、「現在は、中国や北朝鮮の脅威が煽られているが、『疑わしい時こそ軽率な行動』は危険である。軍事と財政をがん保険と家計になぞらえて考えると、収入を無視して高額ながん保険を掛けることには無理があることは明白だ」と述べられました。参加者からは「講演がわかりやすかった」「元気が出る集会だった」などの声がありました。この集会でえたものを、各地域での平和を守る闘いに生かしていきましょう。