改憲と軍拡を許さない!「11.3憲法大行動」が開催される~第二部としてエリアごとの集会も実施、平和フォーラム・戦争をさせない1000人委員会は、議員会館前で集会を行う~

 日本国憲法の公布から76年目となる11月3日文化の日、国会周辺に4200人が結集し「11.3憲法大行動」が行われました。

 集会の冒頭主催者挨拶で、平和フォーラムの藤本泰成さんは「今こそ、憲法13条の個人の尊厳を保証する社会を実現しなくてはならない。これほど外国人に排外的な国があるだろうか。この国に生きるすべての人々が人間らしく生きていける社会を目指したい」と呼びかけ、「日本政府は、朝鮮や中国の軍事的脅威を宣伝し、防衛費の増額と敵基地攻撃能力の保有など軍事増強をもくろんでいる。今朝のJアラートも、私たちの命を守るためではない。軍事力増強のためだ」と、怒りを込めて訴えられました。

 今回は、第二部として、エリアごとにミニ集会も行われました。平和フォーラム・1000人委員会は、衆議院第二議員会館前で集会を行い、弁護士の内田正敏さん、憲法学の清水雅彦さん、移住者と連帯する全国ネット代表の鳥居一平さんらがスピーチを行いました。

 発言の最後は、政府による差別にさらされ続けている朝鮮大学生でした。大学生はこの社会で在日として生きる生きづらさを語ったうえで「これからも、在日朝鮮人として、日本社会に生きる若者の一人として、差別や不平等をなくし、人種や民族に関係なくすべての人が互いに尊重しあえる社会を作っていきたい」と述べ、参加者からの大きな拍手が起こりました。